au用デコレーションメールテンプレートの作成
仕事の関係でデコメールについてあれこれと調べてみました。具体的には、各キャリア向けのテンプレートの仕様や作成方法について調べておりましたが、携帯系のサイト構築によくあることでしたが、なかなか必要な情報が集められませんでした。
とりわけ、auのデコレーショメールの作成については、いくつかのサイトを参考にさせていただきつつも、あれこれと試行錯誤することが多かったので、備忘のためにも記しておくことにします。 (ちなみに「デコメール」はDocomoのサービス名称で、auは「デコレーションメール」、SoftBankは「アレンジメール」です。)
Step1:Docomoのデコメールを作る
auではデコレーションメールの作成ツールといったものを準備しておりません。技術情報のページはありますが、こちらを読んだだけで、正確にau向けのデコレーションを作成するのはかなりつらいです。 なので、まずはデコメールテンプレート作成ツールを元にDocomoのテンプレートを作成しましょう。インストールした後は、配置などのテンプレートも充実しているので、難しくもなく編集することができるかと思います。 ここで、まずDocomoのテンプレートである[.dmt]ファイルを作成しましょう。
Step2:変換ツールを提供しているサイトを活用し、au用のフォーマットに変換する
まじめに変換していくのであれば、auの技術情報、もしくはこちらのBlogが参考になります。ただ、全ての場所をまじめに変換していくのは少し大変ですし、タイプミスなども生まれるかと思いますので、変換ツールをうまく使いましょう。私が見つけたところでは、「デコメールテンプレート変換(β版)」や「デコメテンプレート変換サービス」があります。
今回、個人的には後者のサイトをお勧めします。なぜならば、別途、ダウンロードのために準備する必要があるWebページを動的に生成してくれるため、確認の手間が少なくなりますので。
ただ、auで定められている画像をポイントするための変換処理が甘い(*1)ことがありましたので、画像がうまく表示できない場合があります。 *1 画像をしている際に[img_cid_000]というようにフォーマットが指定されているのですが、この部分が変換されていないことがありました。
一方の「デコメールテンプレート変換(β版)」のサイト上にも便利な機能があります。「デコメールテンプレート表示(β版)」によりブラウザ上でデコメールの見え方が確認できます。
なので、手間なく進める方法としては、
(1)「デコメテンプレート変換サービス」で作成し、そのままau端末で確認してみる。
(2)画像表示に問題あれば、ファイルの指定部分を確認し、img_cid_000からimg_cid_004に修正。(*2)
(3)修正したファイルを「デコメールテンプレート変換(β版)」にアップロードして見た目を確認する、という流れが個人的には便利に感じました。
*2 iso-2022-jp で保存する必要があります。
Step3: htmlファイルを準備する
auは直接デコレーションメールのテンプレートファイルをダウンロードできませんので、ダウンロードをするために、以下のタグ含んだページを作成してください。
<object data="実際のファイルの場所" type="application/x-kddi-htmlmail" copyright="no" standby="表示させたい文字">
<param name="disposition" value="dev1htm" valuetype="data" /;>
<param name="size" value="実際のファイルサイズ" valuetype="data">
<param name="title" value="デコメールのタイトル" valuetype="data">
</object">
Step4: .htaccessを書き加える
作成したデコレーションメールのテンプレートと、Webページをアップした後は、忘れずに.htaccessを修正してください。auのデコレーションメールのファイル形式はMIME-type applicationとなっており、テキスト形式はx-kddi-htmlmail となっておりますので、忘れずに.htaccessにて以下の一行を付け加えるようにしてください。(*3)
AddType application/x-kddi-htmlmail .khm
*3 ちなみにDocomoとソフトバンクでも、それぞれ同様の追加が必要となります。
AddType application/x-decomail-template .dmtAddType application/x-htmlmail-template .hmt
ここまでできたら作業は完了です。au端末からダウンロードして確認してください。
最後に、今回参考にさせていただいた各サイトを一覧にしておきます。
NTTDocomo:デコメール作成ツール http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/deco_mail/tool/au:技術情報デコレーションメール
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/decorations/index.html
ウノウラボ:デコメールを使ってみる
http://labs.unoh.net/2007/04/deco.html
ぴっ記:au デコレーションメールテンプレート作成メモ
http://maglog.jp/pipo/index.php?module=Article&action=ReaderDetail&article_id=43216
Utilz:デコメールテンプレート
http://www.utilz.jp/wiki/Decomail
デコメテンプレート変換サービス
http://deco.cubeclassic.com/
ちなみに、SoftBankに至っては公式の技術情報がほとんどない状態ですので、変換ツールや既存のファイルを参照してみて地道に作成するしかなさそうです。ただ、情報が充実していない理由の1つはサービス自体が比較的最近のものだということがありますので、今後情報が増えるのではないかと少し期待しております。
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