日常: 2009年1月アーカイブ

 今週のガイアの夜明けは「技術」と「ベンチャー」の話。

 一番心にきたのは、投資担当者が他の投資担当者に手厳しくやられている所。まさに、どこかで見たことのある話、としかいいようがありません。四方から指摘事項が飛んできてコテンパンにされるのは、どこも同じです。

 で、今回の放送を見て思うのは、投資を受ける側も投資家サイドの話を聞かなければいけないということ。どうしてもベンチャー系の話は「リスクマネーをはらなければ、(日本としても)将来はない」というスタンスになりがちです。

 ただ、一方で、ベンチャーの経営者サイドも数多くの企業の事業を見てきている投資サイドの知見を活用しなければいけない、という点があると個人的には思っています。思い入れや自信があるのはいいのですが、過信をせず、議論し、上手く他人の意見をきく能力が今後、ベンチャーサイドには求められていくと考えています。(ベンチャー経営者自体が基本的にワンマンな性格を持っているということは別として、個人的には、経営者がこちらサイドの意見を聞くかどうかを見極めることが投資の条件になると考えてます。)

 ちなみに、経営者に聞いてもらうべき意見は、実は投資家サイドの意見ではない、と思っています。むしろ、「社内の二列目からあがってくる声」が大事だと思っています。経営陣の下でハブとなる役割をしている人間が大体の会社にはおり、彼が会社について思っているあるべき論を上手く翻訳し、経営者とミーティングを持つことが投資家サイドにとっては重要なことであると、自信の経験からは感じています。

 つまり、社内の人間からは言いにくいことに対する通訳を投資家が行うということです。

 もっとも、このあたりの手法はバイアウト投資的な手法であり、手間がかかるところがありますので、今回のガイアの夜明けに登場してきたような3-4年の投資期間(*1)で3,000万円から5,000万円を投資(*2)し、7倍から10倍のROIを狙う「一発勝負」には当てはまらない可能性が高いのですが。

*1 TVにでていたIRRから逆算。

*2 投資決定先の資本金、資本準備金の増加額から投資額は推定

 ただ、株式市場が低迷し、IPOしても十分なリターンが見込めなくなってくる可能性がある情勢を考えると、VCにもバイアウト的な手法が求められると思うというのが、個人的には間違いない傾向と思っております。

 そのあたりが変わると、ベンチャーに流れるお金の流れも変わってくるでしょう。

 

 このブログのアクセス元の8割以上が検索エンジンで、実に2008年で4000種類以上のキーワードから検索されています。今回は、そんな2008年の検索ワードを調べてみました。

 ベスト5は以下の検索キーワード(カッコ内はセッション数)

1位:「ゴールデンスランバー 書評」(236)

2位:「iphone デコメ」(140)

3位:「デコメールテンプレート作成ツール 」(96)

4位:「branco エラー 」(84)

5位:「sh906i」(74)

 3位のデコメールテンプレート作成ツール意外は、2008年だからこその検索キーワード。

 個人的に印象深いのは4位にあるbrancoでしょうか?PC向けのIPマルチキャストということで個人的には楽しみにしていたのですが、利便性とコンテンツの差別化という点で厳しかったのでしょう、一年たたないうちの撤退になりました。(このキーワードで検索すると一時は公式サイトの次に表示されていたのが懐かしい話ですが)

 ちなみに、3位の「デコメール作成ツール」は前職時代に書いたエントリーですが、他のキーワードからの流入を含めると、いまだに一番PVがいいエントリーです。デコメアニメが利用できる端末の普及がどこまで進んでいるかはわかりませんが、少なくとも現時点でも携帯メールにおけるコミュニケーションツールとしてデコメが利用されていることが伺えます。(2位のキーワードもデコメ絡みと考えると、デコメはやはり影響力が大きいのかもしれません。もっとも、独特の仕様のために作成が面倒な一方、モバイルに目を向けた技術系ブログが少ないから検索されているだけかもしれませんが。)

 次に少数の検索キーワードで気になったものをいくつか。

  • 「bass 目立ちたがり」
  • 「やられたがり」
  • 「山本高広 前職」
  • 「所得格差 わかりやすい具体例」
  • 「締めの挨拶 事業計画 何を言え」

 気になる人は検索してみて下さい。自分も知りたいことばかりです。

Profile

HN:decchy
大手通信会社でエンジニア・営業経験を積んだ後、IT系ベンチャー企業に転職、 営業・企画・PR等を行うマネージャー業務を担当し、 2008年の東京インタラクティブ・アド・アワードに入賞する等の実績を残す。
現在はプライベートエクイティに転職し、投資業務並びに経営支援、新規事業開発支援業務に従事中。

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