キャリアの最近のブログ記事

 久しぶりにJ:COM以外のネタ、というわけで、はてなでホットエントリー入りしていた『「電話を取るのは新人の役目だろ!」は正しいのか』という記事について思ったことを少し。

 個人的な経験を踏まえた結論としては「役目」ではなく、「チャンス」だということ。

 自分が新入社員だった頃、僕は極力早く電話をとるようにしていました。その理由は大きく2点。

  • 他の人の業務を知る
  • 周囲に対してのアピール

 といったことが挙げられます。また、これらの理由の裏には早く仕事を覚えるという目的がありました。

 まず、前者については「誰がどのような案件を抱えていて忙しいか」把握できるというメリットがあります。これにより、忙しい人の仕事を手伝う(もしくは代行する)ことで業務経験を増やすことと、自分が同様の案件を行うときに参考にすることができるようになると考えました。

 一方、後者については「社内営業」の観点から行っておりましたです。きちんとした受け答えで対応する姿を見せることで「あいつは頑張っている」「一度あいつに仕事を任せてみるか」といった印象をもってもらうことが可能になると思っておりました。

 事実、他の理由もあるかもしれませんが、戦略的に電話をとって対応することで他の同期よりも多くの仕事を割り振られました。そして、結果として低迷していた部署で売上目標を達成し、同じ部門の他の同期よりもボーナス等で高い評価を得ることができました。(横並びカルチャーの巨大通信会社で新入社員時代に2ランク上の評価を得るのはかなり珍しいケースのようだったので、事実、効果的だったのでしょう。)

 自分自身の経験を元に話をするのは年をとったようで好きではないのですが、そういうわけで、とりあえず新人は電話をとる方がいいのではないでしょうか?

 但し、他に電話をとる契約社員の方などがいたら、とらなくていいです。むしろ、取ることでその人の仕事を奪うことになるので、気を付けましょう。もっとも、その場合でも聞き耳を立てる等すれば、前者の目的は果たせるでしょう。

 

 RTCカンファレンスに初参加してきました。テーマは「不況撃滅」。ゲストはグリーの田中社長。昨年12月に上場し、2009年2月13日現在の時価総額が1200億というまさに不況の対極にある人です。

 内容はRTCについての説明に始まりました。その後、上原さんと保田さんの両司会人がそれぞれの視点からグリーの歴史や財務についての話をした上で、田中社長とのQ&A形式のセッションという形で行われました。

 個人的にグリーがすごかったのは「捨てる」勇気があった点に尽きると思っています。それはモバイルに主戦場をシフトし、KDDIとの提携を行うという決断に現れていると思っています。

 対外的に「mixiに勝てない、勝負付けがすんだ」というレッテルを貼られた段階で、「既存の数十万人のユーザ」「Docomoという最大手のキャリアの市場」を一時的であるにせよ捨てる決断は非常に勇気の要るものだったのは間違いないと思っており、この度胸が現在の高利益率のビジネスにつながっていると個人的は解釈しています・。

 今回のRTCではその決断を行えた理由の一端を探れればと思っておりましたが、トークセッションの最後でその理由がなんとなくわかりました。 

 それは、グリーという会社が「強固な信頼関係の下、変化と学習といとわない組織であった」からではないかということです。

 これはDeNAがモバゲーで成功するに至った強さと誓いと思うのですが、試行錯誤しながら成功の手がかりをつかみ、その手がかりをつかんだ瞬間にその方向に一気に進むことができたのではと感じました。

 言葉を選んだ抽象的な発言が多かった田中社長ですが、人材採用に関する中で話をされていたところに個人的に一番知りたかった答えがあったような気がし、その点で非常に有意義な場でした。

 ちなみに、田中社長のセッションの最後はケーススタディ。

 世の中の「」というニーズに対し、Greeの「」という特徴をいかし、「」という機能を提供し、「」を実現しました。そのサービス名は「」です。

の空欄を埋めるものでしたが、同じチームの人の意見を取り入れつつ発表したネタで笑いをとれたので、それはそれで満足しました。(保田さんに「○点ですね」といい突っ込みをいれていただきました)

 明日朝が早く急いで帰る必要があったため、懇親会には出席できず、また久しぶりに見かけた方に挨拶することもできませんでしたが、また機会を見て参加したいと思います。

 本職は投資担当なのですが、会社の人数が限られているためIT関連のサポートを今の会社では行っています。

 そのような中、先週末、会社のメールサーバの移行を行いました。

 といっても、新たにサーバを構築するのではなく、ホスティングサービスを変更するだけであり、ドメイン管理の指定事業者を変更したり、社内のアカウントをサーバ(一部担当者のクライアントにも)に設定したり、DNSのレコードを書き換えたりといった作業が中心でしたが、無事に終了しました。

 と同時に思い出したのは営業の支援をするSE時代だった新入社員時代のこと。

ホスティング系のサービスは受注単価が低い反面、移行時において失敗が許されないサービスであるため、なかなか厄介な商材でした。

 ただ、一方で一度導入さえしてもらえれば、他社に奪われる機会が少ないサービスであり、リテンションのためにはいい商材でした。

 そういった点が、特定のサービスのときにでも使ってもらえるSEになって経験値をあげようとする自分にとっては向いていました。しかも、入社半年後くらいに出たサービスが比較的売りやすい商材だったのも好都合でした。

 結果として、ホスティング関係の案件の多くが自分のところに舞い込み、それに関連し、他の仕事ももらえるようになりました。

 ほぼ5年前のことですが、意外に覚えていることに自分でも驚きつつも、少し懐かしくなってしまいました。

 ちなみに、先ほどホスティングサービスを導入した会社様のドメインをwhoisしてみましたが、皆様使い続けられてました。また、同じ担当者が掲載されていることを懐かしく思いつつ、やはりリテンションのためには大事なのではないかという考え方は間違っていなかったということをうれしく思わされました。

 

Profile

HN:decchy
大手通信会社でエンジニア・営業経験を積んだ後、IT系ベンチャー企業に転職、 営業・企画・PR等を行うマネージャー業務を担当し、 2008年の東京インタラクティブ・アド・アワードに入賞する等の実績を残す。
現在はプライベートエクイティに転職し、投資業務並びに経営支援、新規事業開発支援業務に従事中。

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