書評・レビュー: 2008年7月アーカイブ

 一年以上気になりつつも読む機会を失っていた一冊ですが、カヤックの柳澤さんの本を読んだ影響もあり、今更ながら読みました。

 本書は、売上の1%を自然保護団体に寄付したり、通常の綿に変えいち早くオーガニックコットンを導入したりといった姿勢でも有名なアウトドアブランドの雄であるパタゴニアの創業者である著者による経営論。

 本書はイントロを除くと大きく分けて三部構成。第一部では、自分と仲間達が利用するためのクライミング機材の製造から始まったパタゴニアの歴史について、第二部では製品の製造から流通や、人事・財務といった幅広い範囲にわたる企業としてのパタゴニアの理念、さらに第三部では、パタゴニアが最も大事とする環境に対しての理念が語られております。

 個人的に意外で面白かったのはビジネスに関しての理念に関する部分。右脳的なイメージをもっているタイプの経営者かと思っていたのですが、差別化戦略やCSについての考え方など、非常に論理的で驚きました。とりわけ、製品デザインについてのこだわりのポイントが面白い。

  • 機能的であるか
  • 多機能であるか
  • 耐久性はあるか
  • 顧客の体にフィットするか
  • 可能な限りシンプルか
  • 製品ラインナップはシンプルか
  • 革新であるか、発明であるか 
  • グローバルなデザインか
  • 手入れや選択は簡単か
  • 付加価値はあるか
  • 本物であるか
  • 芸術であるか
  • 単に流行を追っているだけではないか
  • コアな客層のためにデザインしているか
  • 下調べをしたか
  • タイムリーであるか
  • 不必要な悪影響をもたらしていないか

 と、実に17個もの理念が語られております。大きく分けて「実用性」「汎用性」「独自性」「時代性」「環境適合性」というような項目に分類できるかとは思いますが、各項目についての説明が非常に論理的であるため、非常に勉強になります。

 また、訳者の能力や理解の深さに起因する部分もあるかもしれませんが、説得力のある文章構成になっております。同じ意味のフレーズを言い回しを変え複数回にわけ伝えているのですが、非常にシンプルな言葉を使っているためか、素直に頭の中に入ってきます。

 そういった文章をこめて2つほど。

 まずは、P110「パタゴニアの理念」より

 私達の理念は規則ではなくガイドライン(指針)である・・・(中略)・・・確かにそれ自身は「石のごとく不動」だが、さまざまな状況への適用に関しては違う。
・・・(中略)・・・
私達の理念は、大まかな地図に相当する。山の世界とは違って、ほとんど前触れもなくひっきりなしに地形の代わるビジネスの世界において、ただ一つ、頼りにできるものなのだ。

 もう一つ、P233「経営の理念」より

 特に成功したアメリカのCEOを対象に行ったある調査によると、共通の要素が一つ見つかったという-自分の手を動かすことが好きだという点だ。
・・・(中略)・・・
何か問題が持ち上がったときに、「修理屋」を探さなくても自分の技量で解決できるという自信があるのだ。CEOの在籍期間の長さは、当人の問題解決能力、職務への順応能力、成長能力に正比例する。

 

 著者自身の信念の強さに訳者の能力が加わった良著です。パタゴニアに興味があったり、ユーザーだったりという方はぜひご一読をオススメします。

 

 チーム・バチスタシリーズの著者が送る医学ミステリー。医学における研究や論文等の体制について疑問符を投げかけている一作です。

 主人公は、普通の中学生の曽根崎薫。自分が実験台となっていた知能テストの結果、「日本一の天才中学生」となってしまった彼は、教授の申し出に従い、地元の国立大学である東城大学の医学部の教授の申し出で研究することになります。

 医学オタクの友人の助けもあり「普通の中学生」であることをごまかしていた彼は、実験のさなか偶然にも論文になるような実験結果を計測します。その実験結果を喜んだ教授は「実績作り」に奔走することとなりますが・・・思いも寄らない方向に自体は動いていきます。

 ストーリーとしては、元々、中高生をターゲットとして書かれているだけあり、ライトノベルのように「軽く」読むことが出来ます。重厚さに欠けるというところはありますが、ターゲットを考えるとこの部分は致し方ないところかもしれません。

 ただ、軽いストーリーの中でも、現在の医学部が抱えている「カネ」や「論文至上主義」の問題点にについても分かりやすく描かれているのは個人的には好印象です。(記号化されすぎているのが危険といえば危険な点ですが。)

 また、本作もチーム・バチスタシリーズと同じ舞台なので、高階病院長や田口公平、如月翔子等のメンバーが登場します。過去作を読んでいる人はおまけでにやりとさせられます。

 中高生が実際に興味を持つのかはわかりませんが、社会人にとっては電車の中で軽く読む本としていいかもしれません。

 面白法人カヤックの創業者であり、代表による一冊。

 7社+おまけで構成されている本書は、大きくわけ、

  • 他社のユニークな社則や制度の紹介
  • 自社の社則や制度の紹介、並びにルールを制定した理由の解説

 が描かれております。

 その中でも面白いのはやはりカヤック自体のルールの話です。

 「つくる人を増やす」という経営理念、「何をするか、誰とするか」といったモットー、「さいころ給」や「旅する支社」といった仕組み等は、日経PCオンラインで連載されている「面白法人カヤックのいきかた」にも書かれていますが、書籍を通じて読むことで、改めて確固とした軸の存在と、その元となる「自分軸」の強さの大切さを感じさせられます。

 と、同時に、あくまで法人も「人」であり、「人」であるからには、きちんとした価値観をもち、その価値観に従って行動しなければいけないということを意識させられます。

 そして、このことは「人」や「法人」といった単位ではなく、部署やプロジェクトチーム等の、あらゆるサイズの組織を運営する際にも大切だと思わされます。また、本書では、実際に一つ一つのルールに理由や効果等が解説されているので、運営のシーンにおいても一つのヒントとできると思っております。

 そのような意味で、あらゆる組織を運営する人にオススメできる一冊です。

 チーム・バチスタの著者、海堂尊による医療「外」のテーマを描いた小説。

 テーマは「ふるさと創生事業」で配られた一億円を元に作られたとされる「黄金の地球儀」を盗もうとする主人公とその周辺の人物のドタバタ喜劇。

 家族で鉄工所を営む主人公の平沼平介は、8年ぶりに自分の前に姿を現した悪友から黄金地球儀を盗み出す計画を提案されます。当初は気乗りがしなかった一方、計画を成功に導くための状況が整ったこともあり、積極的に行動するようになり、計画を実行に移します。しかし、いざ、実行におとしたところ、計画外の出来事が起きてしまい…、といった話。

 また、小説の舞台は、チームバチスタシリーズと同じ桜宮市であり、登場人物には、ナイチンゲールの沈黙に出てきたメンバーも出てきます。

 盗難を実行してからの展開はスピーディーでよかったのですが、全部を終えた感想としては、あっさりとしていたというのが正直な所です。ストーリー展開や伏線がわかりやすいのも、あっさりしているという印象を強めている気がします。

 また、チーム・バチスタシリーズの登場人物が出てくるのも、シリーズのファンとしてはよかったのですが、ストーリー上の必然性という点では疑問が残りました。

 というところで、チームバチスタの遠い番外編としてもあまり評価ができない一冊でした。どうも、海堂さんの作品にはムラがある気がします。

 2006年に吉川英治文学新人賞を受賞した作品。

 主人公は、現場の刑事ではなく、警察庁の総務課に属するキャリア組の警察官僚である竜崎。このあたりの設定は横山秀夫の警察小説に近い印象。

 物語は都内で起きた射殺事件の被害者が、過去世間をにぎわせた凶悪事件の犯人だった所から始まります。単独の事件だと思われたのですが、後日、同じ凶悪事件の犯人が同様に射殺された所から、事件は異なる様相は呈していき、竜崎は警察内部や新聞記者との調整をさせられることとなります。

 一方、竜崎の家庭においても予備校生である息子がある事件を起こしてしまい、竜崎は対処を余儀なくされます。

 物語の全編を通じ、主人公の竜崎は、良くも悪くもエリート意識に基づき、論理的に振舞います。そのため、組織や家庭にとって必ずしも「好ましくない」行動をとろうとすることもあり、結果として「変人扱い」されます。

 読んでいてもその印象は一貫しており、当初は、彼の行動並びに心理描写には違和感を覚えることもあります。しかし、一種筋の通った姿に、その違和感は消えていき、次第に彼の考えを肯定する気持ちが芽生えてきます。

 そして最終的には、正しいことをする竜崎の行動がいい方向に運びますが、一番読んでいて清々しい気分になったのは、自身の異動を部下である谷岡に告げた時のやりとり。

 

「私にはとても課長の代わりは務まりません」

「ばかを言うな。優秀な官僚はどんな職務だってこなさなきゃならないんだ」

「私は課長ほど優秀な官僚ではありませんから・・・」

「ならば、優秀になれ」

谷岡は、一瞬驚いた顔をした。それから、おもむろにほほえんだ。

「わかりました」

竜崎はうなずき、広報室あとにした。

 

「普通」ではないのかもしれないけれど、こんな上下関係もありだなあと思わされるエピソードでした。

横山秀夫作品が好きな方にはお勧めできる一作です。

 伊坂幸太郎には珍しい青春小説です。

 ストーリーは物事を俯瞰的に眺める主人公である北村と、4人の友人「鳥井」「西嶋」「南」「東堂」による大学生活。

 名字に「北」があることから、鳥井の自宅で行われる麻雀のメンバーに北村は選ばれます。典型的なチャラ男である鳥井、KYで熱血漢の西嶋、不思議な力を持つ南、クールビューティーの東堂、全くキャラクターが異なっている5人はその麻雀をきっかけに、不思議と仲良くなり、春夏秋冬の様々なイベントを共に過ごしていきます。

 平日の夜12時頃に読み始めたのですが、夜中3時過ぎまでかけて一気に読んでしまいました。

 伊坂作品の醍醐味である張り巡らせた伏線とその伏線が解き明かされていく感覚を楽しみに読むと物足りない所はあるかもしれません。そういう意味では他の伊坂小説とは一線を画しております。

 ただ、それ以上に読者を引き込んでいく能力が本書にはあり、非常に面白かったです。

 友人達との付き合いを通じた登場人物の性格の変化や変わっていく関係性、その一方で変わっていかないものといった様子が非常に生き生きと描かれているために、自分自身が物語の中に身を投じている感覚を覚えると共に、自分もこの仲間の中に身を投じたいとすら思わされます。

 そして、その感覚を代弁しているのが、クライマックスの卒業式の後、典型的な大学生活を送っていた同級生の莞爾が主人公達に話しかけてくるシーン。

「また機会があれば、会おう」と僕は機会があるとも思っていないくせに、挨拶をした。
莞爾は小さく笑い、「俺さ」と口ごもった。照れくさそうに下を向く彼はどうにも彼らしくなかったが、しばらくして顔を上げ、「本当はおまえたちみたいなのと、仲間でいたかったんだよな」と口元を歪めた。

 この8月には廉価版も発売される予定のようですが、オススメできる一冊です。ただし、一気に読みたくなる作品ですので、時間があるときに読む方がいいでしょう。

 

 この1・2年株式市場が低迷していることもあり、MBOによる非公開化を選択する企業が多くありますが、この流れ(自分の仕事にとってはビジネスチャンス)は当分続くだろうと思い、学習のために購入した一冊です。

 本書は物語と解説の2部構成。第一部では前半の物語では、MBOが有効なシチュエーションである

  • ノンコア事業・子会社の独立
  • オーナー企業の事業承継
  • 上場企業の非公開化

 の3つのパターンについて、MBOがなされるまでを物語形式で述べ、最後に解説を加えております。

 一方後半部分では、経済のグローバル化とMBOの必然性、またパートナーシップとしてのPEファンドの果たす役割といったことが述べられております。

 読み終わった印象としては、「正直、誰に向けて書いているのかわからない」という印象です。物語としても、MBOのノウハウ本としても物足りない一冊。

 投資家の視点からすると、MBOに際しての具体的なスキームの解説や注意点等の実務的なノウハウが述べられていないのが物足りない点です。実戦としての場数はそこまで多くないですが、(とは言え、会社全体の過去の投資資料を含め、数十件についての投資実例には接しておりますが。)投資の実務に触れている人間にとって知りたいノウハウは正直あまり書かれていませんでした。

 また、ストーリーの部分も先般紹介したカーライルの生きた事例に比べると見劣りします。エッセンスを抽出し、誰にでもわかりやすく説明しようとする意図は見えるのですが、投資にあたって期待されるリターンに関する具体的な数字が欠けていたり、交渉現場のシーンがあまりに現実に即していなかったりと、残念な内容というのが率直な印象です。

 結論としては、「本書を読むよりカーライルを読むことをオススメします」としか言えない一冊です。

 

 通勤時用に購入した一冊。予想以上に読むのに時間がかかりましたが、先週末に読み終えました。

 本書は大きく二部構成にわかれております。第一部の『経営者の軌跡』では、どのような体験を通じ「一皮向けたか」ということをインタビューを通じ経営者からヒアリングしており、第二部の『「一皮むけた体験」をリーダー育成にいかす』では、第一部の内容や各種ビジネス書などの情報から、リーダーの資質や育成に必要となるプログラムを整理しております。

 第二部に関していえば、正直、人事や研修の担当者向けの内容です。また、個別には面白いことが書いてあるのですが、冗長な印象を受け、読み終わったときには、結局、ビジネス書や日経新聞に掲載されているような内容だったという印象が強く残ってしまいました。

 むしろ、本書は、目次の方が読み応えがあります。

 目次には経営者の名前と、インタビューの核となるコメントが掲載されているのですが、このコメントを読むだけで色々と考えさせられます。 逆に言えば、これらの言葉にそこまで特別に感じるものがないのであれば無理に読む必要はないという印象です。

 なので、本書に興味をもたれた方は、まず書店なりで目次を読み、興味を欠きたてられるコメントがあれば購入すると言う形がいいのではないでしょうか?

 先週読んだ終末のフールに引き続き、伊坂幸太郎作品についての書評を。

 本作、フィッシュストーリーは2007年の1月に刊行された作品集で、2001年に発表された作品から書き下ろしで発表された作品まで、比較的長い期間に書かれた作品が4編まとめられております。

 一番印象的だったのは表題作のフィッシュストーリー。『僕の孤独が魚だとしたら、そのあまりの巨大さと獰猛さに、鯨でさえ逃げ出すに違いない』という印象的な小説のフレーズを元に、過去から未来に連なっていく物語は短編でありながら、伊坂作品に共通する「連鎖」を感じることが出来ます。

 連鎖についていえば、本作も他の作品とのリンクがこまめに描かれております。ラッシュライフ、重力ピエロの二作とのつながりが大きいのですが、過去の作品を読んでいる人間にとってはニヤリとさせられます。

 ただ、反面、各作品のストーリーについては少し物足りなさを感じました。伊坂幸太郎ならではの「必然性」が薄かったというにがその一番の理由ですが、ラッシュライフやゴールデンスランバーのような重厚なストーリーと必然性に基づいた伏線が存在している作品と比べると少し物足りなさが残りました。

 

 文庫本になるまで待とうかと思っていたけれども、待ちきれずに買ってしまった伊坂幸太郎の作品。

 小惑星が地球に衝突し、8年後に世界が終末することがわかり、世界は暴力と混乱に支配されます。それから、5年後、週末が近づいた世界の一角、仙台北部のニュータウンを舞台にした8編の連作小説集です。

 各短編の主人公は、大勢の人の死や悪意といったものに直面し、世界が終わるだろうと現実の中、淡々と日常を過ごしています。草サッカーに興じたり、ビデオを楽しんだりとその日常は人それぞれですが、その淡々とした静けさはまるで「台風の目の中」にいるかのよう。

 ただ、内面には生と死をはっきりと抱えて生きており、これが自分達の日常と対比されることで、ある種の生々しさが感じられます。

 そして、個人的には、この点こそが、本作品の主題であり、執筆当時の伊坂幸太郎が向き合っていたものだろうと感じさせられました。「対峙しなければいけない得体の知れないもの」に対し伊坂幸太郎は小説を通じて向き合っているのではないかという印象をゴールデンスランバーを読んだ時に感じたのですが、本作品でもそのことは強く感じさせられました。

 

 現役コンサルタントの著者が自らの経験をベースにした物語を通じ、事業再生の現場とノウハウについて解説している一冊です。

 物語の舞台は営業赤字に陥ってしまった老舗陶磁器メーカー。企業存続のためにも改革が求められる中、コンサルタントと経営者、社内リーダーが悪戦苦闘しながら、半年間で事業を黒字転換させるというストーリーが展開されていきます。

 物語の展開や事業再生を実現させるためのノウハウやマインドは、過去に紹介させていただいている三枝さんの本と非常に似ております。たまたま似たのか、普遍的なものだから似ているのかは個人の判断に任せる部分だと思いますが、三枝さんの本を読んだ上で、真新しい考え方を取り入れたいと言う方にはあまりオススメできません。 

 ただ、担当者との、数字を使ったやり取りに関するノウハウは勉強になります各PJやその中のテーマごとに数字を精緻にブレークダウンさせ、数字に責任を持たせる目標管理手法は、実地でもいかせそうな印象をうけました。おそらく著者の清水さんはこのあたりが一番得意な分野なのではないかと思われました。

 個人的には事業再生系の本を読む目的は2つあります。プロジェクトを本格化させる前にテンションを上げるのと、ノウハウの一部を参考にするというのはその目的なのですが、そういった点で本書には後者の点で役に立ちそうなノウハウがあったので、読む価値はあったと思います。

 ちょうど今年も半分が終わったという所で、上半期に読んだ本を振り返ってみることに。

 ブログに書いた書評エントリーは70弱といったところで、実際に読んだ本は、2-3割多い所かと思います。(仕事がらみで読んだ専門書でブログに書いていないものがかなりあります。)

 で、その中で面白かった本を10冊ほど選んでみました。(リンク先は書評を書いたエントリーです)

 チームバチスタとゴールデンスランバーの2冊は文句なしのエンタテインメントといった所です。いまさらあえて感想を付け加えることはありません。(余談ですが、このエントリーを書いている時点で「書評 ゴールデンスランバー」と検索するとこのブログがTOPにきます。言葉の順序を逆転させたものを含めるとこの上半期で一番検索クエリとして多かったものでもあります。)

 次に村上春樹のエッセイ、「走ること~」は今までのエッセイとは一線を画した内容で、村上春樹らしからぬ内面の吐露が意外でもあり、また、印象深くもあった一冊です。

 4冊目の国家の罠は物語よりも物語的な一冊。国策捜査に巻き込まれた「外務省のラスプーチン」佐藤優氏による事件の裏側は色々な意味で必見です。(記憶力のよさもすごいですが)

 「社会を変える」を仕事にするは、同年代の著者の行動力と世の中の役に立つと言うことを考えさせられる良著、ホント、中高生に読んでもらいたい一冊です。

 後半はビジネス書が中心です。業務や日常生活に役立つ具体的なノウハウが書かれている作品を中心に選びました。ジャンルは違えど、どの作品も丁寧かつ具体的に書かれているので、勉強になります。

 そして、最後の一冊は、変化球。秒速5センチメートルはホントに胸がキュンキュンさせられます。おそらく、女性受けよりは男性受けが強いのでしょうが、疲れたときに読むと何かを取り戻せそうな気がします。

 ちなみに、上半期はDMCや先日完結したBECKを中心し、かなりマンガも読んでます。ドラマ化をしたハチワンダイバー、とめはねっ!等がありますが、その中でも、先日一巻が出たばかりの「まつりスペシャル」(著者は「花より男子」の神尾さんです。)の今後が非常に楽しみです。

 さて、下半期はどのような一冊が出てくるのでしょうか?

Profile

HN:decchy
大手通信会社でエンジニア・営業経験を積んだ後、IT系ベンチャー企業に転職、 営業・企画・PR等を行うマネージャー業務を担当し、 2008年の東京インタラクティブ・アド・アワードに入賞する等の実績を残す。
現在はプライベートエクイティに転職し、投資業務並びに経営支援、新規事業開発支援業務に従事中。

音楽・読書を中心としたPrivateのブログはこちら

Search by Google

Google

ブログパーツ