ニュース:アニメ・ゲームの海外展開、経産省が支援検討
経済産業省が、アニメ・ゲームの海外展開の支援を検討しているとのこと。
参照(YOMIURI ONLINE):アニメ・ゲームの海外展開、経産省が支援検討
パッと読んで思ったのは、過去の失敗を繰り返しそうな印象だということ。
具体的な支援策として、(1)制作費を負担するファンドを官民で創設 (2)インターネットを使ったコンテンツの流通網を整備の2点が挙げられていますが、それなりにこの業界に浸かっている身としては、微妙すぎる印象を受けます。
まず、(1)については、JDC信託等で失敗したモデルを再びやるのかという疑問が浮かびます。現在のアニメの製作委員会方式は元本回収を目指すのではなく(もちろん、DVDが売れて回収できるにこしたことはないけれども)「みんな各々のビジネスでリクープするために制作費を応分で負担しよう」というようなビジネスモデルであることを思うと、リスクだけ背負ってどうするのかという所。
また、(2)のインターネットを使ったコンテンツ流通網の整備ですが、実際にCrunchyroll等が合法サービスとして展開している上に、中国系の映像共有サービスが色々と展開されてしまっている状況であり、いまさら1から流通網を整備する意味は薄いでしょう。
じゃあ、どうすればいいのか?といった点になるんですが、まずはある程度の規模でいい作品を作れる会社を複数社国内で育てることから始めるべきだと思っております。ひとつひとつがあたるあたらないのギャンブルに近い「作品」に目を向けるのではなく、その土台となるコンテンツ企業の会社としての土台を築く方がよほど長期的に見て意義のあることとなるでしょう。
何はともあれ、検討会などの公聴会があったら出てみたいものです。
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