ウィルコムの支援にソフトバンクが?
ウィルコムの再建支援にソフトバンクが名乗りを上げたという報道について思うところを。
個人的には、まあ妥当だろうなという印象。その大きな理由は2点。
- ウィルコムの引き受け先は同業他社しか考えにくい(事実、NTTグループに支援をという話は過去にも漏れ伝えられていたことであり、一方でKDDIについては、UQコミュニケーションズをなんとかしなきゃいけないだろうし)
- ソフトバンクにおけるデータ通信分野の強化という点でシナジーが考えられる。
その他、パケット通信のトラフィックをウィルコムのNWに流す負荷分散を狙うという視点も浮かんだけれども、さすがに買収理由としては弱い(キャッシュを生む源泉にならないから)だろうし、そもそも設計上、現状の端末についてはありえないだろうなと言うところ。(W-CDMAに対応したHYBRID W-ZERO3ならできそうでしょうが)
一方、有利子負債の圧縮を経営課題に掲げるソフトバンクの状況を考えると、本当にありうるのかという点は難しいところ。
とはいえ、いまさらNECや富士通、日立のような企業が通信網を持つ意味も考えられず、また。現在の株主であるカーライルから他のファンドが買収して何とかなるとは思えない(EXITが決まっている等で一時的にブリッジするような場合は別として)ことを考慮すると、何らかの形でソフトバンクが絡んでくることは間違いないだろうというところで、支援決定理由や今後等の続報をウォッチ指定校と思います。
それにしても、カーライルの出版から一年足らずで・・・通信とバイアウトファンド、両方の立場を知っているだけに、色々と考えさせられます。
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