2009年10月アーカイブ

 mobile版のmixiアプリがオープン。現時点ではサイトが重過ぎてアクセスできない状況ですが、PCに比べ課金に対して抵抗が少ないモバイル市場だけに期待ができそうです。

 現時点はやはりゲームが中心ですが、個人的にはmixiアプリ上でケータイコミックのプロモーション等行うことで、ビジネスが成立する予感がしております。現在、大量の広告投下が行われ、エッチなものを中心に販売がなされているケータイコミック市場ですが、友人同士のネットワークを活用することで、新しいことができるのではないでしょうか?(もちろん、友人同士で今の主流となる作品を広めあうことは想像できませんが)

  • 好きなマンガ家/作品を登録するアプリを作る
  • そのマンガ家/作品の第一話を無料で引っ張ってくる。(二話以降は有料)
  • 情報が友人同士で共有され、紹介者とサイトで2話以降の収入はレベニューされる or 紹介者が増えれば増えるほどその人は無料で読めるものが増えるようになる)

 音楽でもいいような気がしてきましたが、現在、大量の広告を必要とするコンテンツであればあるほど、何らかの対処法がありそうなPFにみえてきました。

 むしろ、最後の点については、モバゲーPFの方が向いている気がしますが、いずれにせよ、公式サイトに変わる新しい課金PFには注目でしょう。

 先週もとりあげたばかりのサンシャイン牧場で有料サービスが開始。

 ケータイ版のmixiアプリまで待つかと思ったんですが、予想より早かった印象です。

 一般的にオンラインゲームやケータイゲームで用いられているアイテム課金同様の仕掛けをしてくるというところは、予想通り。

 ただ、腑に落ちないのが決済の部分。

 mixiプレミアムやmixiミュージックプラスで提供している決済システムではなく、ZEROを使っている模様。

 過去に読んだCNETの記事では、mixiペイメントAPIが提供され、8:2でレベニューシェアされるはずだと思っていたので、正直、よくわからないところ。

 mixiのシステムが間に合わなかったのか、早く課金をしたかったための措置なのかはわかりませんが、この点については拙速な印象を受けました。

 とはいえ、マネタイズに向けての大きな一歩であることは間違いないので、今後のプレスに注目したいと思います。

  企業がTwitterを前面に打ち出したプロモーション展開が増えてきたのを見て思わず、「セカンドライフ化」を連想しました。

  とりわけ、以下のようなニュース記事を見ると、その思いを強くするわけで。

 「Twitterでガールズトーク」を広告媒体に 「Girls Log」

 ただ、3-4年前のセカンドライフブームの頃と異なり、企業自身が独自にTwitterのアカウントを活用することをし始めている中で、いまさら商売になるとは思えないという違いはあるでしょうが。(さらにいえば、当時なら「セカンドライフをはじめた」ということのPR効果で十分にペイできたということもあったと思いますが。)

 ちなみに、Twitter自身がも企業向けの商用APIを開発し、広告PFとしての価値を高めていくようです。個人的には、フォロー数が増えていくにつれ情報が埋もれやすい仕組みなっているTwitterにおいて、どこまで浸透するのかよくわからないところだと思っています。位置情報と結びつくことで生まれる価値はあるだろうと思いつつ、このあたりは観察していくこととします。

 活字の電子データ化というところで、最近話題になった物事を。

 まずは、エニグモが始めてすぐに中断したコルシカサービス(*1)。

 まず、第一印象は、まねきTVのビジネスモデルだけども、実際に雑誌を買ったか、また、それぞれの雑誌からスキャンされているかというところを証明しにくい分アウトではないか、というところ。次に思ったのは、出版社や印刷会社がデジタル化にのりだしている中で、一企業がやる採算性はないだろうというところ。

 特に、後者の採算性というところでは、書籍が出来上がる工程を考える時点で明らかに思われました。

 出版社や印刷会社は大体において、制作段階でデジタルデータを持っており、許諾次第では簡単に流通できることになるので、合理性の観点からいっても正直、エニグモがやる意味があるとは思えませんでした。 

 一方で雑誌という観点で、広がることは難しいということもいえると思います。理由は「広告」を必要とするメディアであるから、広告を中抜きしやすい仕組みを作るのはスポンサーの手前難しいという所です。(もっとも、取材協力金をとれるような種類のニッチにささった雑誌もしくは、広告収入がほとんどない雑誌であれば別かと思いますが)

 著作権という点でも、ビジネスモデルという意味でも、正直、微妙すぎるでしょう。

*1 参考

「コルシカ」に雑誌協会が抗議 雑誌スキャン・ネット販売は「著作権侵害」

「コルシカ」全雑誌データの販売を停止

「許諾を得た出版社もある」 「コルシカ」運営会社に聞く

 

 そして、もう一つのKindle。

 正直、こちらが成功するかは、わからないというところですが、個人的には朝起きたら日経新聞のデジタルデータが届いていて、さらに関連するニュースや雑誌記事をWeb上から拾ってきてくるという「リアルタイム配信+レコメンデーション機能」が高いレベルで備わっているのであれば、使ってみたいです。むしろ、雑誌のデジタル化にしてもこういった形でPush型で配信してくれれば、雑誌を購入するのよりも多少記事あたりの単価が割高でも使うかもしれません。

 資本力と、実際の出版社に対する影響力の違いが大きい所ですが、個人的にはこちらのほうがウマいサービスモデルになる素地があるのではないかと思います。

 まずは日本語対応からでしょうが…。

 

 最近、自分を含め、他の会社(主に投資先)の人と予定を共有したいという社内ニーズが増えてくる一方、既存のサイボウズではワークフローなどの問題があり、細かいアクセス制御の問題がありできないことが判明。

 そこで、別件で他の人に検討を薦められたこともあり、にわかIT担当として、Google Appsの検討を開始することに。

 結論から言うと、サイボウズのASPよりも便利かもしれないことがわかりました。ある意味21世紀のワークスタイルなのかもしれません。

 理由としては

  • スケジュールの公開レベルを個人別、組織別に共有レベルを細かく制御可能
  • 既存のサービスから部分的な移行が行いやすく、また共存させやすい
  • Webメールにおける検索性が優れている
  • スマートフォンとの親和性が高い

 といったところ。

 通常のホスティングに比べてサポートが優れているとは思えないところがあるので、いきなりすべてのサービスを移行させるわけにはいかないですが、(たとえば、メールに関してはIMAP4を導入し、PC端末にもバックアップをとっておいた方がベターという印象)積極的に導入してみる価値はありそうです。

 スタートして1月半が経過したmixiアプリ。現時点でNo.1のユーザを集めたキラーコンテンツはサンシャイン牧場

 他のコンテンツの移植版だったり、過去、mixi絡みで流行ったようなコンテンツではなく、独自のソーシャルアプリケーションが出てきたということは、PF事業としては非常にいい展開でしょう。(この方向性とヒットさせたプレーヤーは意外でしたが)

 さらに、自分自身プレイしてみて、携帯電話でもやりたいと思わされる出来になっているのが個人的には、ものすごく興味深い所。

 その理由としては、以前書いたような内容の繰り返しになりますが、PCと携帯の垣根を越えるPFであり、広告に依存しない携帯電話向け有料コンテンツの可能性をmixiアプリに見出しているからです。

 DeNAのアバター課金やモバゲーのアイテム課金のような形でサービス展開されるはずですが、どのくらいの市場規模になるのか今から楽しみでなりません。

 

 昨日のブログでの予想通り、JDC社のプレスリリースがあったようです。

 個人的に読んでいてまず、注目したのは、業績の修正に関するプレスリリースの以下の文章。

当社は、平成21 年9月15 日に金融庁長官から信託業法第44 条第1項第1号及び第6号に規定す
る処分事由が認められることから、信託業法第3条の信託免許を取り消す処分を受けております。
(平成21 年9月15 日付「行政処分に関するお知らせ」を参照)
これに伴い、当社の信託事業継続は不可能となり、改めて事業計画を再検討しておりました。そ
の中で、10 月15 日付で全ての従業員に対して解雇予告を通知し、一旦全従業員を解雇した上で今
後事業に必要な人員を雇用し再編することで、大幅な人件費の削減と体勢の効率化を行います。

 7月22日に10名の採用を発表し、その3ヵ月後に解雇。かなりドラスティックな状況になってます。

 借入金の弁済についてのプレスも個人的にはかなりすごいものだと思うのですが(想像するにこの借入金の返済の代わりにどこかの未払い金が増加していると思われるので…そうでなければほぼ収入がない中で弁済ができる理由がわかりません。)

 11月1日をもって上場廃止になるようですが、それまで会社がもつのか、それとも法的手続きに入り、残余財産の売却と分配だけを行うのか、どちらが先になるのかといったところでしょう。

Profile

HN:decchy
大手通信会社でエンジニア・営業経験を積んだ後、IT系ベンチャー企業に転職、 営業・企画・PR等を行うマネージャー業務を担当し、 2008年の東京インタラクティブ・アド・アワードに入賞する等の実績を残す。
現在はプライベートエクイティに転職し、投資業務並びに経営支援、新規事業開発支援業務に従事中。

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