2009年7月アーカイブ
今後、書評や音楽ネタは別のブログに書き、本ブログはニュース関連を中心に書くことに。
というわけで、本日気になったのは、Wiiの不振に伴う任天堂の減収減益。
Wiiが苦戦、というのは個人的には予想通りというところ。その理由は、任天堂の広告戦略とそれによるサードパーティーのデモチベーションです。
当時旬な任天堂タイトルのCMが大量に流れているあまり、メインターゲットであるライトユーザが、Wii SportsやWii Fit、マリオカート等、当時旬な任天堂ゲームに流れてしまい、正直、サードパーティーがソフトを開発するインセンティブがわかなくなるだろうという読みでした。
任天堂全体にとっては2Qのドラクエ効果によるDSの好調があったり、ちょうど発売されるモンハンの動向もあるかもしれませんが、Wiiの行方についてがもう少し注目してみてみたいと思います。
まあ、Sonyも不調なんで単純にゲーム業界がつらいだけかもしれませんけども。
継続ウォッチしているJDC信託社ネタです。
このエントリーを書いている7/8 22:40時点で自社HPへのアップはされていませんが、TDNETの方にJDC社の調査報告が出ていました。
リンク(TDNET):当社資金調達の経緯説明および今後の方針について
今回の調査で驚かされたのはこの部分。
当社は、事実関係の調査依頼と速やかな借入履行を求めておりました。これまでに判明したことは、小切手の照会時点(平成21 年7月1日朝)で、振出人はLAKEWOOD1号投資事業組合及びTEARS INVESTMENT HOLDINGS PTE LTD ではなく、取引銀行と取引なし(停止処分済)となっている全く別の会社であったことです。
・・・ここまで来ると、反応しにくいなあと思うのはわがままなんでしょうか?
前回の増資の減額も含め、株主の資金事情に問題が生じている可能性が高いことは間違いないと思われますが、相当な厳しい事情が続きそうです。
第三者割当増資が発表され、とりあえず落ち着くかと思ったJDC社ですが、まだまだ落ち着くことはできなかったようです。
今回の大きな発表は以下の2つ。
- 第三者割当による新株式発行の一部失権のお知らせ並びに主要株主の異動に関する訂正のお知らせ(2009年6月26日)
- 借入融資小切手の不渡りに関するお知らせ(2009年7月2日)
簡単に言うと、まず上のリリースが、「手続きが遅れたために第三者割当増資が一部できませんでした、代わりに借入金でまかないます」ということで、(これに対応する形で6月29日に借入金による調達完了のお知らせという発表もでております)、下のリリースが小切手で借りたのですが不渡りになりました」ということになります。
「エクイティを優先した理由」「エクイティの出資が一部にとどまった理由」等、個人的に疑問に思うところはありますが、継続的にウォッチする日々は続きそうです。
NTT分割10周年、だからではないですが、通信がらみの話題を2つほど。
まず、本日正式サービスインしたUQ Wimaxですが、結局解約しました。
一番の理由は、解約すると違約金が発生するイーモバイルとのスイッチングコストを考えた結果ですが、遣ってみた印象としてはサービスとしては悪くありませんでした。
具体的には、都内20ヶ所くらいで試したところ、大体3Mbps前後でており、イーモバイルが使えてUQが使えなかった場所が2ヶ所程度しかなかったという感じでしたが、モニター期間だということを考慮すれば上出来だと個人的には考えております。
一方で、このサービスを含め無線通信サービスが高速化し普及されるにつれ、従来の無線LANサービスはどんどん辛くなるだろうと思っています。
ただ、その中で、場所の制約を生かした「マックでDS」は、無線LANサービスのお手本になるサービスかもしれないと感じております。
うまいと思う一番の理由としては、場所に意味をもたせた上でダイレクトな販促が行えるということがあります。
現在mixiで大々的に行っているキャンペーンによると、7/1時点で延べ66万回以上マックでDSからアクセスがあったようですが、はじめにキラーコンテンツをもってきたことが功を奏してか、いい効果が生まれている気がしております。(広告に投下した費用はわかりませんが、充分に費用対効果はるのではないでしょうか?)
ちょうど会社の近くのマクドナルドでもやっているようなので、朝マックがてら一度試してみようと思いますが、終わる可能性が高いサービスでも、色々と考えることができるものだと考えさせられました。
今年の年初に読んだTENGU以来柴田哲孝さんの本を読もうと思っていました。その中で本書をチョイスした理由は2つ。モーニングで連載されちょうど単行本が発売されたBILLY BATの題材が「下山事件」だったことと、昔習ったりしたけれどもよく事件のことは知らないないので、少しは勉強しておこうという所があったこと。
本書はジャーナリストである著者が叔母から「自分の祖父が下山事件に関わっていたかもしれない」と聞かされたことをきっかけに、文献と関係者、及び先人達へのヒアリングなどから独自の推理を展開しております。
Amazonのレビューを見ると、単行本で発売された内容からの加筆が多すぎるという批判や、信用性の乏しい証言から主観的に論理を組み立てているといったような批判がありますが、個人的には、戦後最大の謎とも言われる事件が網羅的、且つ、臨場感をもった形で解説されており、非常に興味を持って読むことができました。(年初から戦前、戦後の歴史人たちの話を読んでいたことが事件の背景にある時代背景の理解の助けとなったことも幸いしました・・・予備知識がないと読みにくい部分がある印象です。)
とりわけ事件に深く関わっているとされる亜細亜産業の矢板玄氏へのインタビューの下りは読んでいて非常に刺激的であり、ページをめくるスピードが早くなりました。
最終的に実行の中心となったと著者が推理する人物は意外といえば意外な人であり、実際の実行者かどうかはわかりませんが、他の書籍やBILLY BATとも読み比べたくなる話でありました。