テレビ:沸騰都市

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 NHKスペシャル「沸騰都市」が非常に面白かったので、備忘のためにも感想を書いておくことに。

 今回、自分が見たのは15日に放映されたシンガポールと16日に放映された東京だけでしたが、どちらの国家の姿もドキドキさせられるものでした。

 まず、15日に放映されたシンガポールについて。国土も資源もないシンガポールが発展のために選んだ「才能国家」の姿が非常によく描かれていました。バイオや環境などの工学分野を中心に人材育成を進めている反面、低賃金の外国人労働者を調整弁として処遇するという姿が放送では描かれていました。

 その姿は、自分が三ヶ月前出張した際、オンエアでも紹介されたフュージョンポリスの印象やそこでディスカッションを行ったアグレッシブなキャリア官僚野方について感じた印象と同じであり、非常に日本にとって脅威となる国家だと強く意識せざるを得ないものでした。

 一方、16日の東京は、地空にわたる集積を進める「コンパクトシティ」としての姿を描いたもの。前半は現在の東京の街で何が行われて開発についてのドキュメンタリーであり、後半は現実とプロダクションIGによるSFアニメのカットバック方式で構成されていました。

 元々都市計画が好きで、大学時代に都市計画学科への転部を考えたことがある身としては、東京野町におきている変化非常に興味深いものでした。とりわけ、オフィススペースとしての地下の活用についての発想がどれだけ浸透してくるのか個人的には注目していきたくなりました。(もっとも、景色がいいオフィスが個人的には好みなんですけども)

 そして、なにより素晴らしいのはNHKの番組構成力。視聴者に対し、自らの意見を押し付けることなく必要な情報を取捨選択して伝えていると個人的には感じました。これぞ、プロフェッショナルとしての仕事という感じで、内容を離れたところでも一種の心地よさを感じます。(もっとも、民放に比べると予算が違うのかもしれませんが)

 ちなみに、明日、明後日の深夜に再放送があるみたいなので、時間がある方はぜひ見ていただければと思います。

 

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HN:decchy
大手通信会社でエンジニア・営業経験を積んだ後、IT系ベンチャー企業に転職、 営業・企画・PR等を行うマネージャー業務を担当し、 2008年の東京インタラクティブ・アド・アワードに入賞する等の実績を残す。
現在はプライベートエクイティに転職し、投資業務並びに経営支援、新規事業開発支援業務に従事中。

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