映画:クローバーフィールド/HAKAISHA

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 話題のクローバーフィールドを見にいってきました。結論から言えば、続編による「真相」が知りたくなる一作、壮大な前フリ、もしくは1800円を出してみる予告編のような内容です。

 本編は"Cloverfield”というコードネームのビデオテープに収められていたホームビデオ映像を再生される形で演出されており、独特の手ブレや重ね撮りの映像がカットバックされる手法は新鮮。乗り物酔いに似た症状が起きる可能性があるとあちこちで言われていたことも個人的には特に気になりませんでした。

 ストーリーは単純といえば単純。日本に赴任することがきまった主人公の送別パーティーの最中、突然、不気味な爆音が鳴り響き、会場は騒然となります。様子を確認するために屋上に向かった登場人物はそこで変わり果てた街の姿を見ることになります。その後、怪物の存在を認識し、主人公達はマンハッタンから避難しようとします。

 そのような中、パーティーの最中に喧嘩をし帰ってしまっていた主人公の恋人から助けを求める電話が入ります。喧嘩を引き起こすこととなった自らがとった行動を公開させられていた主人公及びその友人達はベスを助けに怪物が暴れるニューヨークの街中に戻っていきます…。

 いくつか根本的なツッコミどころはあるにせよ、真相を知らず逃げ惑う立場からのホームビデオという演出方法は非常に面白いです。また、パニックの中、主人公がどの経路で移動したかを記憶の中のニューヨークの地図と照らし合わせていくのも個人的には楽しめる観賞方法でした。(これはあまり一般的な方法ではないと思いますが)

 とはいえ、やはり、「なぜ、怪物が生まれたのか」「どのようにアメリカ政府が対応したのか」「最終的にどのようになったのか?」といった真相がわからないのが非常に気になる所。そのため、すっきりしない気分で映画館を出ることとなり、続編を待ちわびてしまいます。

 そういった意味で、一つの映画作品として評価するよりも続編を含めた形で評価するのが映画としては正しくて、本作はあくまで壮大な前フリだよなあ、と思わされました。

 いろんな意味で必見の一作でしょう。

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HN:decchy
大手通信会社でエンジニア・営業経験を積んだ後、IT系ベンチャー企業に転職、 営業・企画・PR等を行うマネージャー業務を担当し、 2008年の東京インタラクティブ・アド・アワードに入賞する等の実績を残す。
現在はプライベートエクイティに転職し、投資業務並びに経営支援、新規事業開発支援業務に従事中。

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