Joost LIVEの案内/Sonyのbrancoにおける「おもてなし」

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 PC向けIPTVに新しい動きが2つあったので、紹介といくつか思うところを。

 まずは、Joostがライブ配信を始めるというメール。

 

Joost live

 

 実際の配信がスタートしていないのでなんともいえませんが、やはり同一Playerの中でP2Pで行うのでしょう。Joostのチームは、オンデマンドでもライブでもP2Pで配信できる仕組みを手に入れたことになります。(大量のコンテンツを保有するための資金とパートナーシップも有していることも忘れてはいけませんが)

 同様のビジネスモデルについては、日本でもソフトバンクが「BBブロードキャスト」+「Grid VoD」+「豊富な資金によるコンテンツ調達」という形で実現しておりますが、一つのアプリケーション内で完結したモデルとして非常に興味深い。むしろ、日本においてもソフトバンクが同様のビジネスをしたら非常に面白いと思われますし、さらに「モバイル」を加えると様々なことができそうな印象をうけ、ワクワクさせられます。

 一方、Sonyが開始したIPTVのbranco(ブランコ)。

 こちらはP2Pではなく、フレッツ網においてIPv6を用いたマルチキャストを利用する編成型のサービス(もちろん、ライブ配信にもつかえるでしょう)。本サービス開始は3月末ということですが、playerのダウンロードは可能だということで早速先行してダウンロードを。

 ところが、いきなり出てきたのが、「無線LAN」では使えませんの表示。

 仕方がないので、NTT東日本からレンタルされているRV230-SEとPCをLANケーブルで接続するも「ネットワーク接続を確認してください」とネットワーク環境診断でエラーが発生。ルータの問題かとbrancoのサイトでヘルプを見るも、詳しくは各メーカーにお問い合わせ下さい。とのこと。

 そこで、IPv6のブリッジ機能がルータに存在しているか確認するために、ログインし調査。対応させる設定済だったので、単純に無線と有線が混在していることが原因かと思い、無線LANを無効にしたらやっとネットワーク診断はクリアでき、会員登録ができました。

 こちらに関しては、コンセプトはわかりますが、正直、プラットフォームが限られすぎていて、サービス利用までのハードルが高すぎる印象。多くのノートPCユーザは、無線LANでNGがでたらそのまま利用しなくなるでしょうし、もし有線LANに接続を変更したとしても今回の私と同様のエラーが少なからず発想するのでは、という所。

 一言で言うと「おもてなし」が足りない、という印象。サービスの開始前から非常にがっかりさせられるとともに、本サービスもどうなんだろうと疑問符がつけさせられました。

 とはいえ、Youtubeのような「やったもん勝ち」の形ではなくコンテンツの権利者に配慮したPC向けのIPTVが盛んになることは非常にいいことだと思っておりますし(ニコニコ動画でも著作権者に配慮した取り組みが発表されたのは非常にいいことだと思ってます。)、ずっと追いかけ続けている分野なので、引き続き注目していきたいと思います。

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HN:decchy
大手通信会社でエンジニア・営業経験を積んだ後、IT系ベンチャー企業に転職、 営業・企画・PR等を行うマネージャー業務を担当し、 2008年の東京インタラクティブ・アド・アワードに入賞する等の実績を残す。
現在はプライベートエクイティに転職し、投資業務並びに経営支援、新規事業開発支援業務に従事中。

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